モモタロウ、うさぎの国に帰る

 

momoラボの名づけ親、モモタロウが

一昨日の夕方、うさぎの国に帰りました。

うさぎ雛のワークショップが終わった翌日でした。

 

そして今日はTABICAワークショップが無事スタート。

モモタロウは夕方に小さな壺に入ってもどってきました。

 

いつものように毎日が過ぎていきます。

きっとモモタロウは私のために日を選んでくれたのでしょう。

 

 

自力で立ち上がれなくなった8月末から

奇跡の復活をとげて5ヶ月、

最後は私が看取ろうと決めていました。

といってもタイミングが合わなければ無理。

 

なので 

「直前まで自分の足で立ち美味しいものをいっぱい食べられますように」

「私が看取ることができますように」

と毎日祈っていましたよ。

天使にも家にも植物にもたくさんお願いしていました。

 

 

二日前、明け方の夢にモモタロウが出てきたんです。

一緒にお散歩していたらこんもり緑の藪があり、

中をのぞいたら白いウサギ達が仲良さそうに

遊んでいました。

ここで一緒に遊べたら幸せだろうな、

でも仲間に入れてもらえるかな?

 

そう思いながらそのまま抱いて連れ帰り、

夢から覚めて気がつきました。

お別れする日が近いってことに。。。

 

 

数日前まで自分の足で立ち

前日までよく食べました。

当日も大好きな干しぶどうを2粒だけ

口にしましたよ。

 

この日は朝から何度も何度も抱いて

体を撫でてきれいにしていたんです。

夕食の支度をしているときに娘が異変に気づき

抱きあげた私の腕の中で家族に見守られなが

13年の命を終えました。

ありがとう、ありがとうの涙のお別れです。

 

 

 

モモタロウは知人が都合で飼えなくなり

新しい飼い主を探していたので私が引き取りました。

ずっと転勤族でそれまでペットとふれあう経験が

なかったからです。

私たち家族にとってこの13年は贈り物でした。

 

家ではたくさん仕事をしてくれましたよ。

ベビースモーカーだった夫を禁煙させ

家族を癒し励ましラボの名づけ親になり、

お客様がくつろげる場をつくってくれました。

 

一番の大きな仕事は

動物はもちろん人さえ怖かった私に

怖さを超えてコミュニケーションすることを

教えてくれたこと。

 

モモタロウのおかげで人と深く関わる勇気を

持てました。

 

 

 

f:id:freshmomo:20200128211042j:image2013年

 

 

 


f:id:freshmomo:20200128211100j:image2018年4月

 

 

 


f:id:freshmomo:20200128211055j:image 2018年5月

 

 

 

f:id:freshmomo:20200128225012j:image2019年9月、最後の外遊びはお気に入りの紫陽花の下で

 

 

 

モモタロウのエピソードはたくさんあります。

いつか皆さんにも聞いていただきたいなぁと思います。