還暦を迎えて思うこと〜役割ではない自分として生きる

 

先日、旅先の香港で還暦を迎えました。

 

実はこの日が来るのを

前からとても楽しみにしていて

 

1つの節目となるこの日に

自分がどんなことを思うのか?

興味津々だったのですが、

 

なんてことはない。

いつもと全然変わりなし!

 

というのも旅のあいだ隣には失業中の娘がいるし

留守宅の夫からは電波状態悪いなか

やたらメッセージ入るし、笑笑

 

帰ったら帰ったで、

リビングはどよ〜んと重く花は枯れ

自宅パワスポ化はどうなった?って感じで

置いてきたメモは読まれないままテーブルの上(涙)

 

はーっ、も〜〜!って溜息つきながら

洗濯機を5回も6回もまわし大掃除。

すっかり日常にもどるのでした。

 

それでもなぜか家事が進むのです。

旅と日常の落差はあるけれど

娘と一緒に楽しい旅ができたこと

元気でもどってこれたこと

もうそれだけで満足。

 

もしかしたら、

この ”感じ方” が今までとは

違うところかもしれません。

 

 

そして自分でもまさか月に2度も

海外に行くとは思っていなかったけど

娘の再就活が始まる前に行けて

本当に良かったと思います。

 

本人ちょっとばかり焦っていたのですが

マカオで綺麗な夜景を眺めていたら

「なんだか楽しくなってきた♪」そうで

目がキラキラしてきました。


とてもいい感じです。

焦って次の職についても

きっと同じことの繰り返しだと思うから。

 

今までのところがダメなら場所を変えればいいよ。

今までとは違うエネルギーに触れたらいいよ。

楽しいことをやってみるといいよ。

エネルギーが変わると新しい門が開くから。

 

そんなことを私が伝える必要もなく

娘は体じゅうで感じ取っていたらしく

夢と希望に満ちていた頃の自分を

思い出したみたいです。

過去に照明を学んでいたので

ネオンサインがスイッチになったかも。

とにかく嬉しい出来事でした。

 

 

 

そんなこんなでシンガポール旅でもそうだったけど

あいも変わらず私は家でも旅先でも

家族のことに気を取られてばかりなのですが

 

「母として」「妻として」「娘として」

という役割で生きる時期は

もう終わったような気がしていて

 

これからは役割ではなく「私として」

屈託なく生きていこうと思うのです。

 

もちろん母としても妻としても

必要とされる場面はまだまだありそうだけど

やっと一人一人に立ち上がる力があると

信頼できるようになりました。

家族はもうほうっておいて大丈夫。

  

今日は突然こんな本が届いたし、笑

夫にも変化の兆しが。

夫のエピソードはこちら ↓

本物のバカなのか? - 今日はどんな魔法を使おうか?


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小さな小さな希望のカケラを

ときに怒り涙しながらも

あきらめずに拾い集めた日々。

 

こんなに大きな変化、満足に

つながってるって知ってたら

もっとガンガン集めたんだけど、笑

 

でもきっとこのプロセスが私には

必要だったんでしょう。

ぜ〜んぶ話のネタになりましたから。

 

 

さぁ、いよいよシニアの仲間入り。

ますます私は何する人だか

わからなくなってきましたが

「私である」ならばそんなことは

どうだっていいですね。

 

これからどんな私も楽しんでいく所存です♪

 

 

次回は香港のシニアガイドさんのお話です。