そよ吹く風になる ♪ 

実験、創造のその先へ

ラボ旅番外編~ケルトの風と母の思い出

 

前回のラボ旅のオマケです。

 

下北沢の「ひとつぶの海」をゆっくりながめたあと

お店の方に「天使がいそうな音楽ありますか?」

と聞いてみました。

 

「CDはほとんど今は置いていません。」

「あ、でももし気に入るならばいいのがありますよ。」

 

そう言いながら出してくれたのがコレ ↓

 

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出ました!

またまたケルトの風が吹いてきました。

歌っているANUNAは「リバーダンス」に出ていた

アイルランドの混成コーラスグループです。

 

 

「リバーダンス」といえば忘れられない思い出があります。

 

2008年に熊本から上京していた母を連れて

赤坂ACTシアター公演を観に行きました。

歩くのがやっとの母を夫と私で支えながら

会場まで連れて行きました。

 

会場に行くまでも大変なんですが

私の母は気むずかしいところがあって

気に入らないとすぐに帰ると言い出すので

途中で帰ることも頭に入れていたんです。

 

でもいざステージが始まったら

そんな心配は完全に吹き飛びました。

 

圧倒されるほどエネルギッシュなダンス。

深くて美しいメロディ、透き通る天使のような声。

母は目をキラキラさせて楽しんでいました。

 

ステージが終わって奇跡が起きました。

母が私と夫の顔を見て

「生まれてきてよかった~!」って言ったんです。

 

これがどれくらい奇跡なのかっていうと。

何をプレゼントしてもどこに連れて行っても

あんまり喜ばないし感動しない母なのです。

 

母は思春期の頃に終戦を迎え

祖父達の代から築いてきた台湾の家や財産を

手放して母国日本に引揚げてきました。

人生で諦めなければいけない状況が

何度もあったせいなのか?

感じる力がちょっとばかり麻痺していた

みたいです。

だからといってけして不幸だったわけでは

ないんですけどね。

 

そんなわけで母の「生まれてきてよかった」

を聞いたときはびっくり仰天し

母を感動させる場をプレゼントできて

本当によかったと思いました。

 

それにしても芸術の力ってすごいです。

本当に美しいものは人の魂を揺さぶるんですよね。

私ももっともっと美しいもの、

感動するものに出会っていきたいです。

 



ところでANUNAで検索したら

こんな素敵な情報見つけました。

 

アヌーナ来日公演 Anuna Japan Tour


2020年、もうすぐ日本で聞けますよ-。

魂を揺さぶる経験しにいこう!

 

ケルトの風、私のまわりでは当分吹いていそうです。