不安ばっかり見ているな〜って気づいたら

つい数日前に何の番組か忘れましたけど

たまたま見たタイミングが癌の闘病体験でした。

その方は、治ってもまた違う場所に

新たな癌ができ何度も闘病したそうです。

そしてあるとき「癌になったら死ぬ」という恐怖が

「生きてるって素晴らしい」に変化した

と話されていました。

この話が妙に頭に残っていたんだけど、

あー、これは今のウィルスへの不安と

同じなんだなーと思いました。

コロナウィルスにかかると死ぬかもしれない。

この恐怖が今拡がっているんですよね。

身近に深刻な問題が生じている方は

本当に大変だと思います。

わが家にも持病を持つ娘と血圧の高い夫がいるので

得体のしれないウィルスは怖いです。

家族が苦しむ姿はもう見たくないです。

でもね。

私自身の今の不安はSARS騒ぎの時ほどじゃないです。

あの頃はニュースを見るたびに心臓がバクバクしました。

眠りも浅かったです。

あの頃と今、いったい何が違うのか？

一つは私が歳をとって少し死に近くなったこと。

子供達も大人になったということ。

そして私の死生観、意識が

大きく変わったということかな。

いろんなことを学び経験し

いくら気をつけても病気になるときはなるし

突然死ぬことだってあるってことを

知りました。

それが不幸だとは限らないってことも。

でもやっぱり不安は不安。

だから不安ばっかり見ているなって気づいたときは

違うことに目を向けるようにしています。

この機会に家をピカピカに磨きまくろう。

今まで先延ばしにしていた仕事を全部終わらせよう。

明日はお花の苗で遊びます。

好きなこと、楽しいことがたくさんあるといいですよね。

ウィルスもどこかに飛んでいきそう。

もう春の気配