植物への深い愛「宮廷画家ルドゥーテとバラの物語」

 

昨日は久しぶりに移動距離を広げ

八王子の夢美術館まで行ってきました。

 

昨日始まったばかりの

「宮廷画家ルドゥーテとバラの物語」

 

フランスで活躍した植物画家の

「バラ図譜」の全作品が展示されています。

 

f:id:freshmomo:20200919085032j:image

 

これ版画なんですよ。

点刻彫版っていうとても難しい技法で

色は手彩色だそうです。

 

チラシ拡大してみました。

f:id:freshmomo:20200919090837j:image

 

わかるかな?

全部点でできている。。

f:id:freshmomo:20200919090843j:image

葉っぱ見るとよくわかる。

 

昨日は人が少なかったこともあり

思わず眼鏡外して近寄って見ました。

 

線が無いから花びらや葉っぱの

柔らかさを感じます。

 

それにしてもこの点の数!

植物への深い愛がないとできない仕事だな。

 

f:id:freshmomo:20200919085036j:image

 

 

彼は宮廷画家として活躍するまでに

まるで天の、精霊たちの計らいのような

偶然の出会いを何度も繰り返します。

とても興味深い話です。

もしかしたらお花が彼を選んだのかもね。

 

 

きっとバラ好きにはたまらないと思います。

植物大好きな私ですが

さらにバラと仲良くなれたような気がします。

 

 

美しいものは人の心を優しく癒してくれますね。

 

ちょっと涼しくなって動きやすくなった今、

足を伸ばして美術館に行くのもお勧めです。

今日明日はもしかしたら人が多いかもね。

 

 

ところで夢美術館に行った理由はもう一つあって。

春に作った作品を掲載した「つくりびと」が

やっと配布される時期なので

直接見たいなぁと思ったんです。

 

でもパンフ、冊子類はほとんど無くて…

受付で確認しました。

「あー、つくりびと、今のこの時期は置いてないんです」って。

 

なんか、そんな感じはしてたのよねー。

いろいろあると不特定多数の人が

触っちゃうからね。

 

織姫彦星、待ちくたびれてるけど

この状況なら仕方ない。

 

それにしても私はどうして作品タイトルを

「やっと会えたね!」にしたんだろう、笑

言葉に力があるって知ってるのに。

 

ま、いつか会える日が来る日が来るから大丈夫。

この秋は美しいものをたくさん見て

過ごしましょう。