旅するように暮らすナローボート〜私にもどる旅⑥
2018年、2019年の旅をふりかえっています。
日本を離れて5日目、
チェスターのホテルからバスで約30分。
あっという間に緑深いところにやってきました。
イギリスで一番高く(38m)長い(300m)ということだけど。
こんなところを船が通るの?
なぜ?
意味がわかりません。
ここはもともと列車や車がなかった時代に
荷物を運ぶために作られた水路だそうです。
イギリスには細い運河が網の目のように走っていて(なんと3,000km以上)
この細い運河を通る細長〜〜い船がナローボート。
今は休暇を別荘やホテルで過ごすように
船でゆっくりと観光しながら過ごす人、
住居とする人も多いのだとか。
住所はどうなるんだろう??
まさに ”旅するように暮らす” ですね。
きれいな景色を眺めながら、
好きな場所に船を止めて
自転車で遊びに行ったりご飯食べに行ったり。
ボートの進むスピードは徒歩〜自転車くらい。
ゆっくり暮らしたい人には
こんな生活楽しいかもしれない。
ボート出発まで時間があるので
勇者はガイドさんに連れられて冒険の旅へ。
橋の下に向かってます。
頭の中に映画「ステン・バイ・ミー」の
メロディーが浮かんできました。
なんとも奇妙な光景。
見上げた橋の上を歩く夫とナローボート。
勇者、再び橋の上に戻り船に乗り込みました。
船の運転に免許は要らないそうです。
でも細長いから曲がるとき大変そう。。
船の中はこんな感じです。
ナローボートのナローは「狭い」って意味。
バーもあります。
この船は観光用だけど、
すれ違う船は自前の船やレンタル船、
アイスクリームショップ船などいろいろあって
外装、内装もそれぞれ個性的。
船を見ているだけでも楽しいです。
ところどころすれ違ったり方向転換したり
停泊するための場所があって
船が行列を作っています。
これが私たちが乗ったナローボート。
あ〜、楽しかった〜!
すっかり子供にもどってます。
たった数時間乗っただけでも
体のリズムがゆっくりになりました。
ところでナローボートはご覧のとおり
幅が2メートルくらいしかなくて
ソーシャルディスタンス取りづらいです。
今はどうなってるのかなぁ。
コロナが落ち着くまでは
しばらく乗れないかもしれないですね。
引きこもるには最適な空間だと思うんだけど。
今年もあと二ヶ月になりました。
3月から旅どころか外出もままならなく
なってしまって、
だから尚更〝旅するように暮らす〟が
恋しいです。
どうしたら今の環境、状況で
旅するように暮らせるかな?
とりあえずリビングの模様替えくらいしか
思い浮かばない。。。
オンラインツァーもいろいろあるけど
今ひとつその気になりません。
自分もやってるのに困ったもんだ。
とりあえず過去旅をまとめることに集中!