「どうぞ」「どうも」の声がひびきあう

 

夫の介護認定審査結果が届き

要介護2となりました。

今は審査時ほど私の手を必要と

していませんが、

せっかくいただいた機会なので

有効に活用して介護早期卒業を目指します。

 

 

今日は夫をお花見に誘ったら

珍しく乗り気だったので

思い切って近くのバス停から

公園までバスで行きました。

 

席が空いていなかったけれど

すぐにご高齢のご婦人が

ステッキを持った夫に席を

ゆずってくださいました。

 

乗客の多くが高齢者で

席を譲る人、譲られる人の

「どうぞ」「どうも」

の声が車内にひびきあい

あたたかい空気に包まれました。

 

あー、この感じいいなぁ。

夫の介護をすることがなければ

こんな体験はできなかった。

 

知人にご主人の介護の時期は

楽しかったという人がいて

そんなのウソだ〜と思っていたけれど

今ならちょっとだけわかります。

 

今私はとても豊かな時間を

過ごしているんだなぁとつくづく思います。

もちろん長期介護になったり

先が見えず症状が重い場合は

こんな余裕はないでしょうけど。

 

 

 

公園の桜は満開でした。

お花見できてよかったです。

 

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ところで話変わって2019年の

アイルランドツァーにたまたま二人の

整形外科医が参加されていて、

お二人から別々に同じ話を聞きました。

 

「骨密度検査はちゃんと整形で受けた方がいいよ」って。

機械が別物なんだそうです。

 

freshmomo.hateblo.jp

 

これはだんだん身長が縮んできていた

夫へのメッセージだと直感し、

帰ったら検査に連れて行こうと

思っていたのですが、

 

夫はイヤだというし私の方が膝腰を痛め

治療することになったので

それっきり夫の検査はしないまま。

 

あのとき一緒に検査していたらと

思うこともあるけれど

今回のようなことがないと

動かないこともあるんですね。

きっと退職するなんていう

展開はなかったのです。

 

退職は大きな転機。

確かに痛い思いはしましたが

ここからまた新しいことが

始まっていきます。

 

それにしても旅先に限らず

必要な出会いを果たしている私たち。

 

明日はいよいよ夫の退職日。

これからまた新しい出会いが増えそうです。