大切な人を支えるためのワーク
夫のその後です。
食欲がもどって体重も増えてきました。
湾曲していた背中が少しずつ伸びていて
睡眠時のリクライニング角度が
真っすぐになってきています。
靴下も一人で履けるようになり
お散歩時には私につかまらなくても
歩けるようになりました。
そして今日またいいことがありました。
夫と内科に検査結果を聞きに行ったら
完全に正常値にもどったから
肝臓の薬はもう飲まなくていいって。
やったー!
もうすでに、たまにアルコールいただいてます
血圧も正常値になったので
前回から薬は半量に減りました。
一応用心のため投薬はされたけど
この分だと薬が完全に要らなくなりそうです。
2月の介護申請時にはここまでの回復を
予想できないくらいの体調と痛みで
鬱症状も出ていたから回復の流れに入って
本当によかったです。
もう少し安定しステッキが必要なくなったら
ケアマネさんに介護卒業時期を
相談しようと思います。
実は夫の介護が始まってひと月ほど経った頃に
こんな復活のイメージをメモしていました。
↓
「夫が最善の治療を受けることができ症状が快癒、昔の笑顔がもどり姿勢も真っ直ぐ回復、復活!」
「夫と私はウォーキングで筋力がつき旅を楽しめるように。おかげで病気とは無縁」
「食生活が変わったおかげで私も夫も今までの治療が必要なくなり生命力もアップ、若返っていいことだらけ♪」
すごい!
今週末にはトライアルで栄養士さんの
指導を受けることになっているから
全部書いたとおりになりそうな予感。
介護が始まった当初、
私は今までになくエネルギーにあふれていて
夫は私が守る!と決心しました。
今思うとあのときの決心がいい流れを
つくっているように思います。
ここで前回の記事で書いた⑦の寝る前のワークを
ご紹介します。
これはワークというよりも実験みたいなもので
特別なスキルはないけれど
なんか優しくていい感じなんです。
ただ「全てがつながっている」が前提なので
誰もができるかというと私にはわかりません。
私自身いろんなつながりを絶って
生きた時間があまりにも長かったので
この感覚を取りもどすまでには
ずいぶん時間がかかりました。
というわけでこれを読んでくださっている
皆様の参考になるのかならないのか?
とにかく書いてみます。
私がやっている寝る前ワーク(夫が寝たあと)
・ハイアーセルフと一体になる
※ハイアーセルフは自分のことを一番よく知っている自分
・地球と一体になる
・新宿御苑のハルニレの木や
アイルランドで出会った石、ヒースなどに
写真を見ながら意識を向ける
・天使や仏様に意識を向ける
・家やベッドやお布団に意識を向ける
これはもともと夫のためというよりも
自分を整えるためにやっていたんです。
誰かに何かをしてもらわなくても
瞬時にリセットするために。
ついでに夫に意識を向けていたら
(そばにいるときは体にふれて)
夫の体がピクピクと反応し始めて
緊張が解放されるようになりました。
ある日、夫の体にふれていたときに
自分の中から熱いものがあふれてきて
あー、やっぱりスキルじゃない!と
感じた瞬間があります。
人から「スキルじゃないよ」とアドバイス
されることが多かったんです。
今まで自分の力を補うように
新しいスキルを次々と得て
できるようになったことも
たくさんありますが…
結局全て手放したのは
自分の外側の道具ばかり増えて
内側にある本来の力が
表に出にくくなっていると
感じたからでした。
道具が多いとどうしてもそれに
頼ってしまうんです。
私は夫にふれているとき体で感じました。
やっぱりスキルじゃなくてハート(愛)だって。
ハートが一番の特効薬だと
当たり前のことに気づいたんです。
あのとき自分の中からあふれてきた
熱いものは私のハート。
「全てはつながっている」ことを
深く実感できるようになった今、
私とつながっているものたちが
私の夫を守るという決心を
いつも応援してくれているのを感じます。
自分の家そのものが、部屋が、植物が
私たちがいる空間をやわらかく
包み込んでくれているのを感じ
とても温かい気持ちになります。
私が感じる心地よさは循環し
さらに心地よく広がって夫にも
伝わっていきます。
その働き方はとてもおだやかで
優しくて制限がありません。
私はこんなのが大好きなんです。
結局、もしあなたが何もできないと
思っていたとしても
あたたかいハートがあれば
大切な人を支えることは
できるってことですね。
あーよかった。