繰り返し起きるトラブルで目が覚めた話

 

あっという間に連休が終わりました。

夫が一人でできることが増え

回復もゆるやかに安定してきたので

少しずつ私だけの時間を増やしています。

 

この時間はとてもとても大事。

とりあえずリハビリのつもりで

身のまわりのもので遊び始めました。

 

 

庭のヘンリーヅタの蔓でリースを作り

クリスマスローズの花を飾りました。

こんなに素敵なリースになるなら

毎年作ればよかったな。

 

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100均の木製ラック(500円)2つで

ウッドデッキ用テーブルを作りました。

サンルーフの下で夫と休憩タイム。

とても気持ちいい空間になりました。

 

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天板は昨年旅立ったウサギの

モモタロウ用ひんやり大理石マット。

買ったはいいけど使わないままで

粗大ゴミでも引き取れないそうなので

役立つ日が来てよかった〜。

 

その他やりかけだった編み物をしたり

穴あき靴下や汚れの目立つ服に

刺繍糸でダーニング(繕い)したりと

今までできそうでできなかったことを

やっています。

 

手を動かしているとだんだん

アイディア脳が復活してくるので

うれしいです。

新しいことを始める前には

必ずこんな助走期間があります。

これから夏、秋に向けて

新しい物語を生み出せたらいいな。

 

 

そして手を動かすことに加え

少し体も動かし始めました。 

 

最近夫に合わせた生活で

体がすっかり鈍っていたので

一人ウォーキングを始めました。 

歩くと新しいアイディアがわいたり

ハッと気づく場面が多くあります。

 

 

私には「気づきの道」と呼んでいる

特別な場所があります。

前置きがすご〜く長くなったけど

今日は9年前にここで起きたことを

書きたかったんです、笑

 

このとき図書館に本を返して帰る途中でした。

歩きながら突然脳天をうたれたように

大きな気づきがきました。

 

「あー、私が決めるんだ!」

 

その頃たて続けに家の中で漏水や

異臭さわぎなどトラブルが続きました。

どれも家族のちょっとしたミスが原因で

本人たちも驚いていました。

なぜこんなことが続くのか?と毎日

そのことばかり考えていたんです。

 

このときなぜか

一連の出来事が起きた意味が

瞬間的にわかったんです。

それもハッキリと!

 

繰り返し起きるトラブルのおかげで

私が自分の人生を自分で決めるんだ

ってことにやっとやっと気づいたのでした。

 

当時の私は自分主体じゃなかったんです。

人生は誰かが、状況が、あるいは神様が、

決めてくれるとでも思っていたのか。。。

自分が本当はどうしたいのかがわからず

何も決められずにいました。

 

働きたいのかそうでないのか

家にいたいのか外に出たいのか。

間違うのが怖くて家族や状況を言い訳に

前にも後ろにも動けずにいました。

 

こんな中での大きな気づき。

20年ぶりに新しい職場が決まったのは

それから間もなくでした。

 

あの気づきのおかげで

私の人生が始まっていったのだなぁ

と思うと本当に感慨深いです。

もしあのまま気づかずにいたら

人生に喜びを感じられないことを

家族のせいにしていたかもしれません。

 

結局、9年後にまた家で

前と同じことをやっているわけだけど

元にもどったわけじゃなく、

自分の意志で家族を支え

やりたいことをやっています。

やっと自分主体の人生になりました。

9年かけてちょっと成長したのかな。

 

それにしてももうそろそろ

自分を目覚めさせるために

トラブルや病気を使うのは

やめたいな。

びっくりしたり痛いのは

もう嫌だから。