絵本のような村ボートン・オン・ザ・ウォーター〜私にもどる旅⑨
2018年、2019年の旅をふりかえっています。
ボートン・オン・ザ・ウォーターで昼食後に散策しました。
いつかどこかで見た絵本の世界が広がります。
ふと見上げたら猫が!
あー! これ、作ろう!!
と思い続けて2年過ぎました。
旅で出会うものからアイディアを受け取ります。
意外に観光客多いです。
お庭でお休み中
この写真を見ていたら高校時代を思い出しました。
選択授業(手芸)で文化刺繍した作品の
犬にそっくりなんです。
文化刺繍は普通の刺繍とちょっと違います。
下絵と糸の色番号が印刷された布に
リリアンを解いたものを通した専用の針で
塗り絵のようにブスブス刺していくんです。
糸が太いし縒れてるから立体感があって簡単。
完成も早い…はずでした。
ただそのときのメンバーで選んだデザインは
一番色数が多く作品自体も100×40くらいの大作
「わんわん物語」のクリスマスのシーン。
年に数回しかない授業なのに
どうしてこんな大作を選んだんだろう?
簡単なものはたくさんあったけど
ワクワクしなかったのかも。
とにかくその学年が終わるときに
作品を完成した人はいませんでした。
その後、私は時間があるときに
最後まで刺しました。
完成したときの嬉しかったこと。
大きな額を買ってもらって作品を入れ
毎年クリスマスの時期に飾りました。
この作品は義母がとても気に入って
実家に大切に飾ってくれていたんです。
作品の大小にかかわらず
途中までとりかかったものは
最後まで仕上げなければ
飾ることができないんですよね。
飾らなければ見てくれる人も
喜ぶ人もいないのだなぁ。
今の自分がやってることもそうですね。
こうやって人の目にふれる形にしなければ
当時の感動を伝えることができません。
書きながら自分を励ましていることに
気づく私、笑
この旅、最後まで書き上げよう~。
次回はコッツウォルズ最終回。
旅はまだまだ続きます。