古本屋の店先で懐かしい本を見つけました

 

一昨日昨日と故郷に帰っていました。

 

先月帰省したときは自分の部屋を可愛く飾り

どこもかしこも磨きたてていた義母ですが、

今は病院に移りベッドで過ごしています。

 

ネコのぬいぐるみをしっかり抱いて

とても穏やかな表情をしていました。

手を握ったら予想外に力強い力で

握り返してくれました。

 

 

 

病院から宿に向かう途中、

古本屋の店先で懐かしい本を見つけました。

 

f:id:freshmomo:20191018121423j:image100円でした

 

この本は精神科医キューブラーロス本人による

自伝です。

彼女は死の受容のプロセスなどをテーマに

たくさんの著書を残しています。

 

短いあいだだけど緩和医療の世界を覗いた際に

この類いの本を片っ端から読みました。

あの頃は死がとても怖かったから。

もちろん今も怖いのだけど受け容れる準備は

ゆっくりと進んでいます。

 

 

何度も読んで手放したこの本を

またまた手に取り読み返してみたら

まるで新しい本を読んでいるみたいに

ドキドキします。

 

気がついたのは数年前に読んだときには

理解できなかったことだけじゃなく

理解したくないこともあったんだってこと。

 

今の私には響く文章がたくさんあります。

このタイミングで本に再会したのも

著書にあるように「偶然はない」 のでしょうね。

 

 

今回は実母に会う時間が取れなかったけど

また近いうちに会いに行きます。

 

 

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